先日の電子書籍の座談会でお会いした古田靖さん。 ライターとして活躍するご自身が、率先して電子出版の世界を開拓されている。 その電子書籍についても書いてあるブログを読んでいると”電書”という世界の開拓を、ごく自然に進めてる感じが伝わってくるのですが、なるほどその理由は「カナカナ書房」でいままだ無料で読めるこのタイトルをみて納得。 「小麦粉発酵ベーグル指南書」 この本では ドライイーストも、業務用イーストも ましてや高価なうんちゃら酵母だの、レーズンとかの自家製酵母さえもつかわずに 生地を膨らませる発酵方法を紹介する。 つくるのはベーグル。 材料は 小麦粉、水、塩、砂糖 これだけ。 抜粋「小麦粉発酵ベーグル指南書」より ほぼ小麦粉オンリーでベーグルをつくるっていうハイパーナチュラルな内容はもちろん、レシピというより、本として読める形式。無料公開しながら書き進めていき、完成後しばらくして有料にするという形態。 いろいろ目から鱗な感じでした。このくらいクリエイター目線で、モノを発表できる場をもっと機能させられると、その先にもっと面白い事が待っているのかもしれませんね。 そして、こちらが先日の座談会の模様。もう午前3時すぎてぐだぐだの割には、なんや語ってるなぁオレ。