昨年に引き続き、華舞~鬼蜂~さんレコーディングに岡山まで、と思ってたらちょっと行きすぎてしまったこちらは倉敷。この記憶力極小な自分が、もう三十年くらい前に来たのを覚えているのは、それだけ印象強かったのだと思う。
『美観地区』という名称と共に整備が行き届いたこの一帯は、これでもか!という程に和を意識させる作りになってて、証券会社だって平屋です。しかしそこは由緒深い街。大原美術館のコレクションは、この街がただの観光地ではないことを否が応でも感じさせるだけの内容を誇っておりました。
大原のこのタイルの色とっても好みだけど、もう一つ気になったのがこの炭の塀。
城下町などでみかける黒い塀は「渋墨塗」という塗りで防腐や防虫効果があるそうなんだけど、焦がした板がそのまま塀になっているコレは「焼杉板」というそうな。しかしここまで炭化してるのは初めて見た。長持ちするらしいんだが、知恵だねぇ。うっかり触ると真っ黒なるんで、気をつけないとだけどw
岡山名物”ままかり”のこちらはお寿司でんがな。
そして、ビクターの犬?
お洒落なカフェやお散歩コースがある街は色々増えていると思うんだけど、やっぱり歴史の重厚さの価値には勝てません。倉敷がより一層、落ち着きと風情を持った街になっていきますよう。そして、大原また行こうっと!