去年の白玉週間のライブで初めてkouの地唄を横で聴いたときに、これは箏だけじゃなくて歌入れたものをやらなきゃなと漠然と考えておりました。といったものの、とっかかりは何処かなと。。。
年明け「月宵打ち合わせ」と称した新年会で『何やろうかー』とビールを片手にいろいろ話してて、『んじゃちょっと歌ってみる?』とマイク立てて歌ったテイクがとても良くて「これだ!」と。翌日にはそのまま曲になってしまったというこの「夕顔」。
酔っぱらいの完成度が高く、後日歌った本人が「あたし飲んでた方がいいのかも」って真面目に考える位の奇跡テイクでしたからねぇ。そんな感じで、月宵はkouの「歌」という新しい武器を手に入れたのでした。
夕顔は、日本最強恋愛遍歴の源氏サンの話、当時17歳という設定ですよ。kou曰く「”隙間もとめて垣間見や”とか普通にストーカーじゃん」とw 最後は突然死しちゃうんですねぇ。。。
自分的にキック4つ打ちの曲は、仕事で嫌ほど作ってるから逃げてたんだが、今回のでちょっと封印が解けたような気もする。
他にも前回「六段」「太鼓」という箏曲を形にしたとこからの着想もあったり、これまでの経験と発見がいっぱい詰まったこの「YOUGAO 〜 夕顔」。何より、月宵の今後の道筋が何やら浮かび上がったような曲。
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