「藤木さんに手伝って欲しいんです」と突如電話があったのは今年の春のこと。
何の話かと出かけて行って気づいたのだけど、二人で酒飲むのはその時初めてでございまして。彼のことは前から知っていて、ステージではいつも贅沢なメンバーに囲まれていて、あの難解なはずの尺八を楽々と吹きこなす姿は、あぁこれは人気なのわかるなぁ って思ってたら、CDを作るんだと。
『これが1stの作品になるんです』って聞いて、ちょっと意外な気がしたんだよね。メディアにも取り上げられて、著名人との絡みもある彼が、まだ自分だけの作品を作っていなかったんだなぁと。そして、そこに参加して欲しいと。
「勿論やるよー!」って軽く返事しつつ数曲アレンジすれば良いんだろうと思ってたら、全体見て欲しいんですと。これでさらに意外な気がしたんだよね。自分が作るサウンドは、彼のこれまでの世界とはむしろ対極にあるような気がしていたから、どんなんかと、ちょっと真意を測ってみたりしてw 結構ひねった所が好みらしく、そこまでやっちゃっていいの!?みたいに確認したりしてました。
そうこうしてるうちに『クラウドファウンディングをやりますっ』という話になり、内容を見たらガッツリで、しかもスタートしてほんの数日で目標までもう半分超えてるし!
和楽器の勘所は、ここ数年でだいぶわかってきたつもりなのだけど、自分が手を入れて良い領域とそうじゃない領域があると思ってて、そこの判断を大元でしっかりできるように研ぎ澄ませないとだなぁと思っております。あ、先行で作ったデモも良い感じなのだよ。来年頭の楽しみが一つ増えたね。
完成した作品は聴いていただきつつ、この限定色々の企画に乗っかってみるのも楽しいと思うよ!是非!

[…] 今年の春からスタートした伊予宇和島のイベント『宇和島伊達400年祭』、その閉幕を飾るステージライブ演奏のために愛媛の宇和島へ初上陸しました。 気づいたら街中いたるところにノボリが立ってたり、ポスターはもちろん、ホテルでは手描きの新聞で告知されていたりと、みんなで盛り上げようとする熱い思いが伝わってきます。 今回は、その宇和島出身の尺八奏者のMasakiの凱旋ライブであり、かつ今制作を進めている作品の先行お披露目でもあるので、演奏者と同時に制作者としてもその反応が楽しみでもありました。 和霊神社の大きな石垣の前にステージが組んであるのだけど、お客さんとはその前を流れる川を挟んで向き合う形。ラインアレイのPAに加えて、プロジェクションマッピング用のプロジェクターでステージ映像をバックに映し出すという豪華なシステム。本番直前に雨がパラついてきて、人生二度目のテント下での演奏になったのだけ惜しかったけどね。それでも、400年祭に合わせて制作した曲のレスポンスがとてもいい感じだったので嬉しゅうございました。 翌日はMasakiのご実家でもある浄念寺さん本堂でのコンサート。お寺ライブは私初めてでございましたが、これがとても素敵なシチュエーション。和やかな時間の中で、黄金の眩い光と古い木の良い響き、そしてお客さんの熱気で何かが溶けていくような一体となるようなそんな感じでした。 そして楽しみにしていたもう一つ。海の幸に日本酒、絶品でございました。亀の手にカキの握り。もう載せきれないのでやめとくけど。 共演の沖政一志さん、道中いろいろ楽しかったよーありがとう! 最後の打ち上げは、荻原実紀さん・花れんさん・工藤圭一さんとやたら盛り上がっておりました、なんかよく覚えてないけどwww そのあと中国人との国際交流を経て無事帰京。 Masakiは翌日からもう次のライブに向かってます、そしてもちろんアルバムの制作も進めなきゃ。今回の楽曲たちは、この新作アルバムに収録予定なので、どうぞお楽しみに!! […]