山口真人「MADE IN TOKYO」展
代官山ギャラリーSPEAK FOR で開催中の山口真人さんの個展 MADE IN TOKYOにお邪魔しました。アーティストの山口さんご自身ののデザイン事務所 IDEASKETCHさんにお邪魔した時に、制作真っただ中の作品がそこら中に落ちていて、えええ!なんだこの空間って思ったら、展示用の作品だったわけです。その時からとても楽しみにしていた作品展。
作品自体はスクラッチ&ビルドで現代的な手法をとりつつ、アートの源流から掘り起こしてるバランス感覚が素敵です。MADE IN TOKYOというタイトルもそうだけど、作品のモチーフやテーマはとてもシンプル。ポップな中に差し込むシニカルな要素がツボでした。
写真OKいただいたので撮ってはみましたが、もう全くその質感とか奥行きは実際に見ないとこればっかりはどうしようもない。これがかけられるスペースが欲しい!と切に思ったのでした。ポップアート好きな方に是非!

「MADE IN TOKYO」Masato Yamaguchi
8.21 - 9.2, 2015 Gallery Speak For
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F
Open : 11AM-7PM * 展示最終日のみ6PMまで
碧い瞳のエリス
いまから4年前、ひとつ企画を作ったのがTHE HUNDRED ARTISTS and HUNDRED SONGS。スタートした直後にあの大震災が起こり、自分も周囲も変化があったりしたこともあって、5作品だけを発表して手付かずになってしまっているけど、実はあそこから月宵にもつながっていたりするんで、きっかけの一つにはなっているわけです。
その一番はじめの作品が『碧い瞳のエリス』なのですが、なんとそこに作詞家の松井五郎さんご本人様からのコメントがあることに気づきました!しかも半年も経って(失礼いたしました)。
カバーなので管理者の許諾は取っているのですが、完成したものを作者ご本人に聴いていただいてしかも気に入ってもらえるということは、そうそう無いだろうなと。
こんなコメントが直接いただけるなんて、本当に嬉しいことです。
このことをボーカルのシノブさんにお伝えしたら『しかもクリスマスイブ!ロマンチック』とな!ほんとだ!4年も前の曲に力をいただけました、本当にありがとうございます。
この企画もいつか再開できるといいなぁ。
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2015 土佐的宴会風情
ι(´Д`υ)アツィー 高知の空気を思い出しつつ。
今や実家の福岡よりも頻繁に訪れるようになった高知ですが、この数日間の高知は全く別の街に変貌するのです。例えばこれ。キティちゃん on はりまや橋。 ん?
前夜祭は東京花火のメンバーたちと観戦してからの飲み〜。花火は今年しっかりと会場を回っていて「あぁ成長したなぁ」と思うわけですが、来年はもう一つ上を目指そうね!サポートいただいた関係者・スタッフ様、ありがとうございました。
本祭からは、東京花火2014、ぞっこん2014-2015と3つの作品で三味線を弾いていくれた聡っつあんが高知に足を伸ばしてくれました。

ひろめでウツボのたたきをご一緒できたりして、これでもう来年のコンセプトもかなりいい感じじゃないかと思うわけです。アレ、早いかw さらには、国士のチャコちゃんの繋がりでお友達になったエマニュエルさん。ぞっこんメンバーに加えて濱長おかみといちむじんさんとの宴会ですわ!琴魚さんかつをさんの正調よさこい節はいつ見てもえいのぉ。
全国大会では、華舞鬼蜂の飲み隊長とも一杯やれましたしね。
やっぱり土佐はお酒が縁をつなぐ国だなぁ。そんな場所にまた来年楽しく行けるように、今日から少しずつ足を進めていきますよ!お祭り好きの皆さん、ありがとう、おつかれさまでした!
2015 國士舞双 ひとつの奇跡。
夏の風物詩というより夏のローテーション的な。そう、よさこいです。今年もいろんなドラマを見せてくれました。
今年は、國士舞双・ぞっこん町田・東京花火・華舞鬼蜂と4チームの曲を作らせていただいたわけですが、中でも今年の国士は一つエポック的な作品に仕上がっていました。曲と振りと衣装の話だけではなく、中心スタッフから一般の踊り子さん一人一人にまで、同じ目標、同じ意識が行き渡っているということは、そう簡単には無いことだと思うのですが、今年の国士にはそうならなければならない理由がありました。それは、この最後の練習の空気からも痛いほど伝わってきました。
それだけに、本祭二日間後の結果が例年と同じだったことが判明した時の、みんなの落胆ぶりは私の想像を超えていて、2008年から毎年、国士に音楽を作ってきて、その全てに同じような落胆を感じていた自分と重なる光景が、そこにはありました。同時に、一瞬道を誤ったかとも思いました。
何もわからないところから参加して8回目。これだけ繰り返せば、もういい加減どこがツボなのかは理解しているつもりです。その中で最も正解に近いであろう内容を織り込んで、実際にやりきったけれども、結果は伴わなかった。もっと根本から、審査により適合するような解を求めるべきではなかったか。今まで一度たりとも、そんなことを思ったことはなかった自分が、ひるんだ瞬間でした。
全員の本気度がMAXだからこそ、そう思ってしまったのですが、ちょっと待てと。そこでグラついたら、今まで期待して踊ってきた歴代国士踊り子に、楽しみにしているファンに、もっと残念な思いをさせてしまう。
いつもの本祭打ち上げの席で、ひとしきり全員の顔を眺めた後に出た言葉は、正直に思ったことでした。わたしは、自分が正しいと思う目線で、今やらなきゃいけないことを常にやっている。それが審査員の理解を超えていることはあるかもしれない。だから、正直に謝りました。こんな本気の心意気を持った人たちに、目線を下げた作品を送り出すなんてできるわけが無い。
そんなことを言った気がします。
翌日のラストの追手筋は土砂降りで、それでも見てくれている観客の皆さんと、最後の最後まで楽しんでいる姿に、お願いだからご褒美をあげて欲しいと。そう願わずにはいられませんでした。
その土砂降りのまま、獲りました。
國士舞双 二度目の武政英策賞受賞おめでとう!
3年前はまさかの受賞、今回は悲願の受賞。森田氏の笑顔と受賞後のみんなの「ヨォ〜はい!」の声だけで泣けてくるよ。すこしは貢献できたかなと思って、安堵の気持ちもあります。やっぱりVIPは踊り子のみんなだ!!!
今年の楽曲にボーカルで入っていただいた乃詠さん、三味線をいただいた三好のぶちかさん、本当にありがとうございました。
/// 8.16.2015 追記
思い返すと5年前の2010年。「最高のものができたなぁ」と書いてますが、今もそう思う。あの時点だからできた全てが入っててね、今やれと言われてもできない曲。そこから期せずして5年後に、これまでの「最高」が仕上がったのは偶然ではなかろう。2014年度のぞっこん町田、そして2015年度の国士舞双は、自分の中でも特別な作品です。
まだ目に見えない音だけの世界に、衣装の杉本さんが形と色をつけてくれて、踊りの千賀さんが動きをつける。それをみんなが踊ってくれた時だけ現れる世界、蜃気楼みたいに儚くとっても贅沢な"遊び"。
今年の国士がやり遂げなければならなかった目標とは、その遊びに命をかけている一人の男に一番の夢舞台を見せてあげること。阿波踊りモチーフの後に現れるデッカい元気玉に詰まったみんなの想いと同じだけ、音にも想いがこもってます。
そしてこの演舞ラストに、一度だけ纏を受け取って踊る姿。ストーリーが途切れなくて本当に良かった。ひとつの奇跡に感謝を。










